[主張?]

縦長画面友の会 / 2004-11-17 (水)

 縦長画面の良さを知るものは幸せである.心豊かであろうから…

 パソコンの画面が横長と誰が決めたんだ!

 モニタの画面は縦長がいい.しかし,これが普及する兆候は見えない.もったいない話だ.しかし,いいものはいいのだ.

 皆さんご存じのようにパソコンの画面は横長です.でも,横長であることに果たして必然性はあるのでしょうか.

 ワープロで一般的な印刷文書を作成するとき,実物大でページ全体を表示できます.作ろうとしているものが縦長なら画面も縦長の方が画面領域を有効に使える.これはおそらく絵を描く場合でも同じだと思います.

 コンピュータのプログラムのソースコードを書くとき,同時に表示できる行数が多い方がプログラムの見通しが良くなります.HTML文書を書く場合にも同じようなメリットがあると思います.

 昨年7月,職場の節電対策として私の使っている17インチCRT(実質16インチ)を液晶モニタに置き換えるにあたって,回転機能(縦長表示機能)のある液晶モニタを選んだのはかねてから上のような疑問と想像があったからです.(実際,昔から縦長画面のコンピュータは存在していました.たとえばPC-100などです)

 実際,導入して予想通りのメリットを感じました.「大成功!」という感じです.実際にはアプリケーションの中には横長画面を想定した画面構成になっているものも多かったりしますが,縦長のメリットに比べれば微々たるものです.結局,普段は縦長のまま使っています.横長にするときといえば,開発しているフルスクリーンアプリを使うとき(MSX~PC-9801時代からの流れでフルスクリーンなんです)と,仕事の間にテレビ放送を見るときくらいです(仕事をさぼってみることはない).


 …っと,ここまでは一般人向けの話.実は本題はここからです.縦長画面の真のメリットは何か? それはズバリ…

縦長での画像
ちなみに背景画像は 『相討ちネガティブギャング』(yizumiさん)より

女の子の画像を大画面で堪能できること&hearts

 これにつきるわけですよ.とにかくすごい.大迫力.19インチのモニタにしてもらったので縦長にしたときの縦の長さは37.8cmにもなります.

 何?,「そんなのは大画面テレビでもつなげばよい」と? テレビは画面は大きいですが遠くから見なければいけません.そうすると相対的に見える大きさは小さくなります.(うちも21インチのテレビにつなぎましたが15インチCRTに比べてそれほどインパクトはありませんでした.)

 一方,パソコンのモニタはもっと近づいてみることを前提にしています.しかも液晶なら輝度をぐっと下げればかなり近くから見られるわけですよ.テレビではそれに文書を書いたりしながら見られるわけではありませんし.

 Windows 2000/XPでウィンドウを半透明化できる環境(たとえばこんなソフトなど)ならさらに背景画像をめいっぱい堪能しながら文書を書いたりできるわけです.これ自体は横画面でもOK.(なんだかPC-9801の時代に逆行しているような気もしますが)

 あとここだけの話ですが回転機能付き19インチを入れてもらった理由は半分これなんですよ.もちろん,ちゃんと仕事で役に立つのが大前提ですけどね.

 これだけ大迫力なら家で堪能したいところですし会社ではあまり怪しいことはできませんので,今年の1月に自宅でも買ってしまいました.