[Jリーグ]

ナビスコカップ準々決勝 FC東京対名古屋@あじすた / 2009-07-15 (水)

 正直、ほっとしています。
 下手に前半の早いうちに大量リードしてしまったことで後半期が抜けて2点以上失点してしまうのではないかと終了までひやひやでした。
 ホーム&アウェイ方式で1勝1敗または2引き分けならアウェイゴールが多い方が勝ち進みますから前半が4-0でもたとえば後半2点取られて4-2で終わると次の試合で0-2になるとアウェイゴール数の差で負けてしまうからです。
 さらにいえば2004年のナビスコカップ準決勝では前半終了時の3-0から一人少ないヴェルディに3点取られてあわや逆転負けという状況を味わっています(後半終了間際に打たれたシュートがポストに当たったときの音は会場にいた人なら忘れられないはず)。なのでとても安心できる状況ではありませんでした。
 後半、名古屋がダヴィを下げたことで予想通り苦しい展開になりました(というか日曜日のリーグ戦での自分勝手なプレイで足を引っ張っていた彼をどうしてまたスタメンで起用したのか理解に苦しみます)。名古屋のパスサッカーが機能して東京は後手後手になり、ぽっかり空いた正面にゴールされてしまいました。しかしその後は東京DFも持ち直してパスサッカー対パスサッカーのスリリングな流れになりました。試合終盤には右横からのシュートがオウンゴールを誘い、最後は無事にキープして5-1で折り返すことができました。
 気が抜けそうな試合で1失点に抑えたのは評価します。それにしてももし名古屋が最初からダヴィ抜きだったらと思うと恐ろしいです。