[Jリーグ/2008/November]

FC東京対新潟@味スタ / 2008-12-01 (月)

 今日は疲れました.

 今月は優勝争いの中で遠距離のアウェイゲームが2つ続く大変な月でした.2つとも勝って味スタに凱旋したいところでしたが1勝1引き分けで優勝戦線から後退してしまいました.前日の時点で優勝の可能性はなくなりACL出場の条件である3位以内に入るわずかな可能性だけが残ってのホームゲームとなりました.

 それでも味スタにはいつもより多くの観客がやってきました.選手紹介のあとの"You'll Never Walk lone"の合唱.なぜか一部のコアサポがこの曲が始まる前にこれを邪魔するかのようなチャントを入れてきましたが,グダグダになってしまわないようにこちらはいつもの倍の声で歌ってやりました.

 試合が始まりアウェイで力一杯応援したときよりも大きな声で声援を送り続けました.コールリーダーのだらだらした歌にも今日は最後まで付き合いました.ここで全力にならなかったらなんのために2週間に2回も関西まで行ってきたのかわかりませんからね.私だけではなく,いつもは静かなゴール裏メインスタンド寄りは結構声が出ていたと思います.私のまわりの家族連れも結構頑張ってたと思います.

 試合の出来はハッキリ言って良くありませんでした.何度となく襲い来るピンチ.いつもなら「また負けちゃうのかな」って思ってしまうところですが今日はそんな思いを振り切りました.「今日は絶対勝つんだ!「もし負けたら」とかそういうのを考えるのはやめよう」

 新潟のシュートがクロスバーに当たってくれたりここ数試合で神がかった守備を見せた塩田は今日も大活躍だったりでなんとかしのいだ試合でした.終盤に赤嶺がゴールを決めたとき,私のまわりではみんな興奮状態でみんなでハイタッチしました.家族連れの大人も子どももみんなとやったのは過去に記憶がありません.

 結局試合は1-0で勝利しました.ホーム最終戦の勝利は2002年以来なんだそうです.そういえば引き分けとか多かったなぁ(w.今回嬉しかったのは勝利はもちろんなのですがまわりの客が帰りがけに声を掛けてくれたことです.4人の家族連れはパパさんが「また来年!」って言ってくれました.前に座っていた親子連れに至ってはパパさんが「また来年,また来週!(のアウェイゲーム)」って握手までしてくれました(子どもの方も握手してくれた(w).これは予想外で驚きました.お互い必死で応援したゆえに心が通じ合えたのか,大阪や神戸での遠征で私の顔を覚えていたのか,私が周囲で誰よりもデカい声を出していたからだったのかわかりませんが….神戸の時はまわりで二組の夫婦が意気投合して私の居場所が無くなって(´・ω・`)ショボーンだっただけに今回は泣けそうなくらい嬉しかった…


[Jリーグ/2008/May]

Jリーグとサッカー協会は潔く罪を認めなさい! / 2008-05-30 (金)

我那覇の訴え、全面的に認める=Jリーグのドーピング処分で-CAS【時事通信】

 我那覇の訴えは完全に認められました.しかしJリーグもサッカー協会も自らの過ちを認める気はないようです.

 事件の経緯についてはこちらをご覧ください.川崎フロンターレの我那覇選手が点滴を受けたことに対してJリーグがドーピング禁止規定に違反しているとして6試合の出場停止処分と川崎フロンターレに1000万円の制裁金を課したことに対して我那覇とチームドクターが抗議したのです.ビタミン剤の点滴については世界反ドーピング機関(WADA)では2007年から認められているからです.訴えに対して国内の仲裁機構への申し立てをJリーグが拒否したので今度は海外の組織に訴えて,今回その結果が出たというわけです.

スポーツ仲裁裁判所(CAS)裁定の要旨【記事】

 一、CASは本件の状況下で、2007年のWADA規定では我那覇氏への点滴が正当な医療行為だったと認める心証を持つことができるが、この時点でJリーグが制裁を定めたWADA規定を採用していなかったことに注目する。
 一、Jリーグの規定では、Jリーグのアンチ・ドーピング特別委員会が「制裁を科すことができる」とあるが、すべての違反に処分を科す強制力はない。
 一、CASは、我那覇氏に処分を科さなければならない問題ではないと確信しており、違反があったかどうかを判定する必要はないとの結論に達した。彼の行為は処分に値しない。
 一、Jリーグは、何が正当な医療行為かを決めるための詳細な条件を明示していなかった。
 一、本件では点滴の必要性については医学的な見方が分かれているが、我那覇氏は処置をした医師の判断を評価する能力はないし、診断書をチェックする能力もない。
 一、もしCASがドーピング違反があったと結論付けたとしても彼には過失がなく、処分されるべきではない。

 我那覇の主張は全面的に認められ,さらにJリーグ側の不備が指摘されています.にもかかわらずJリーグとサッカー協会は認める気がないようです.

Jリーグ会長のコメント(抜粋)【記 事】

 今回の仲裁の裁定においては、焦点となった静脈内注入が、正当な医療行為か否か、すなわちドーピング違反であったか否かについて明らかにしてほしいと、当事者の双方が望んでいた。にもかかわらず、裁定では、それが判定されることはなく、残念でもあり困惑してもいる。

 この人は文字が読めないのでしょうか.正当な医療行為だっていってるのに….

サッカー協会会長のコメント(抜粋)【記事】

 川淵三郎・日本サッカー協会会長「(CASについては)焦点のぼけた回答だったと思う。どの部分がどう悪く、どう違法だったのかという点で、焦点がぶれていた。我那覇選手の名誉が回復されたという点ではよかったと思う」

 焦点がぼけているのはお前じゃ!! …ツッコミを入れて欲しいのでしょうか,大阪出身だからってこんなところでボケをかまさないでください.今回の件に関して,我那覇選手側では約4500万円の費用がかかったそうです.Jリーグは罪を認めて我那覇選手への謝罪だけでなく彼が使った裁判費用の全面負担,その他名誉回復のための努力を求めます.川崎フロンターレに対しては制裁金の返還もです.しかし残念ながらJリーグ側にはその気がないようです.

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[Jリーグ/2008/March]

2008開幕!東京対神戸 / 2008-03-09 (日)

 正直、まだまだ危なっかしいところが見られましたが今シーズンの期待と希望を感じさせるゲームでした。

 今年もJリーグが開幕しました。昨シーズンのFC東京はぶっちゃけさんざんでしたが城福新監督とカボレをはじめとする新外国人に期待して開幕戦を見に行ってきました。  謎の開幕ゲストは織田裕二の物まねをする芸人でした。ぶっちゃけ、芸自体はそんなにおもしろいとは思いませんでしたが勢いはあったのでそれなりに盛り上がりました(この微妙なゲストの人選がFC東京らしくて良い)。

 試合は前半は途中から華麗にボールがつながってウットリ(w。神戸も地味にいい感じで密かにいいゲームだったと思います。後半は去年のぐだぐだな東京に戻ってしまっていましたが、後半途中から出場した目玉のカボレは後ろからのボールをスルッと受け取ったり、神戸の選手4人に囲まれたのをスルスル抜いたりと大物の実力をかいま見た感じです。(パワーでぶち抜くのではなくてほんとにスルッと抜ける感じでした)

 守備面でいろいろ課題を感じましたがそれでも今後に期待を感じさせる内容でした。今後もスタジアムで見守っていきたいです。それから神戸は侮れない相手ですよ。大久保が欠場していなかったらやられていたかもしれません。