Wiiの『大乱闘スマッシュブラザーズX』,一緒に遊ぶ友達もいないのに豪華な音楽に釣られて買ってしまいました.古代 祐三,岩垂 徳行,葉山 宏治をはじめゲーム界の有名な音楽家が集結!サウンドテストだけでかなり楽しめる~♪ でも今回は違う話題です.
今回のスマブラではインターネットを介して対戦できるのですがそれとは別にインターネットで繋がっているほかのプレイヤーたちの対戦を見る『大観戦』モードというのがあります.
正確には実況ではなくてあるプレイヤーたちの対戦がサーバーにアップロードされてそれを観戦する仕組みみたいです.
面白いなと思ったのは単に観戦するだけではなくてプレイヤーが一人用のストーリーモードで拾ったコインを誰が勝つかに賭けるんです.このシステムのおかげでただぼーっと眺めるだけではなくて賭けたキャラクターに注目して,応援するというまさに観戦になって退屈しません.
ゲームの面白いところってこうやって何かの形で参加できることだと思うのです.近年のゲームは手の込んだデモムービー(垂れ流し動画,リアルタイム画像とも)がふんだんに取り入れられることが多いわけですがいかにも金のかかっていそうな動画をこれ見よがしに見させる割には苦痛になるほど退屈だったり,酷いときには主人公がプレイヤーが心にも思っていない説教をはじめたり勝手な行動をして,作品世界にのめり込んでいるプレイヤーに疎外感を与えてしまいます.ゲームの序盤はストーリーを説明するためにムービーの連発になりがちですがゲームの序盤だからこそプレイヤーはさっさとキャラを動かして遊びたいんです.
このゲームでもオープニングムービーのほかに既出のストーリーモードでは序盤からムービーがふんだんに使われています.しかし今のところ苦痛ではありません.序盤のムービー地獄もありません.それぞれの時間があまり長くないこともありますが登場人物が喋らないので絵だけで内容を伝える必要があるわけで必然的に映像のレベルが上がっているのかも知れません.
ムービーが終わると画面が止まってNOW LOADINGになるのはちょっと萎えますけどね