[日記/2006/March]

別離(続) / 2006-03-28 (火)

 前の記事からまだ3日しかたっていませんが,その寂しさは完全にぶっ飛びました….
 そう,生きていればいつでも連絡は取れるしまた会うこともできる.わかってはいるつもりだったけどあえて書かなかったことですが,今日は強烈に実感しました.
 寂しいと思った自分を甘い人間だと思うつもりはありません.ただ,世の中にはそれよりはるかに辛い別れがあるんだと.自分自身のことでなくても話に聞くだけでも辛い別れがあるんだと,今更ながら思うのでした.
 というわけでそのうちメールでも送るか.





 …とか言ってるとまたそれっきりになるので早速メールを送りました(笑).


[日記/2006/March]

UNDER DEFEAT (DC) / 2006-03-25 (土)

 ドリキャスのソフトです.BORDER DOWNを作ったグレフの縦スクロールシューティングでアーケード作品の移植です.
 遊ぶまで「グレフの新作なんだ.でも(私の好みではない)アーケードの縦シューティングだしそんなに楽しめないだろうな.まぁドリキャスだしPSE法の関係で本当に最後っぽいしとりあえず買っておくか」という感じだったのですが,ちょっと遊んでみた印象としては弾を発射する向きを正面から左右斜めに切り替えるのが案外新鮮でおもしろい.
 縦長表示できるパソコン用の液晶モニターで見ているので画面いっぱいにできて最高!…といいたいところですがモニターの回転方向とゲームの回転方向が逆なので上下反対になってしまうのね.そこでモニターを倒して180度回転して遊びました.アーケードの筐体みたいな傾き具合.
 また19インチで画面の縦横比が5:4なので若干横に伸びてしまいますが,横画面のゲームが縦に間延びする(斜めアングルの多いギャルゲーでは悲惨)のに比べればそれほど気になりませんでした.

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[日記/2006/March]

別離 / 2006-03-24 (金)

 とうとうこの日が来てしまった.隣人が大学卒業を機に地元に引っ越したのだ.
 約1年前に隣に引っ越してきて以来,彼は毎日のように僕の部屋に遊びに来ていた.はじめはちょっとうざったいと思ったものの,いつの間にか彼がいるのが当たり前になっていた.サッカーが共通の話題で話に花を咲かせたものだ.テレビの前で一緒に睡魔と戦いながらコンフェデレーションズカップの日本対ブラジル戦を見たのも懐かしい.彼が旅行などで何日も家を空けているときにはちょっと寂しくなったくらいだ.
 彼は僕よりずっと若く,しかも家庭の事情でかなり苦労していたので自分なりにできることをしようと思ったが情けないことに逆に世話になることもあった.私にできたことはパソコンに関する質問に答えることと彼の愚痴をうなずきながら聞くことだけだった.
 3月になると別れの時が近いことを意識せざるを得なくなってきたが,仕事の追い込みでしばらく家に帰れずに直前まで何もしてあげられなかったのが辛かった.
 それにしても,3月は別れの季節なのにこんな年齢になるまで別れの寂しさなんて感じたことなど無かったとは….
 高校を卒業するまでの理由はわかっている.僕があまりにも冷たい人間だったからだろう.そこから先はわからない.ただ,この年になって(やっと)生まれて初めて自分が世話をする(というほどのことはしていないが…)側に回ったことは影響しているかも知れない.